第55回日本IVR学会総会
会長 平井 俊範
熊本大学大学院生命科学研究部 放射線診断学講座
第55回日本IVR学会総会(JSIR2026)開催にあたって
このたび、第55回日本IVR学会総会(JSIR2026)を、2026年5月21日(木)から23日(土)までの3日間、熊本の地にて開催させていただく運びとなりました。熊本での開催は、1992年5月に故・高橋睦正教授のもと開催された第20回総会以来、実に34年ぶりとなります。この歴史ある学会が再び熊本の地で開催されることを心より嬉しく思います。
また、本総会は初めて2名の大会長による共同主催という新たな試みとなります。長年IVRを先導し現場に立ち続けてこられた清末一路先生とともに学会を運営できることを大変光栄に感じております。
1974年に発足した日本血管造影・IVR研究会を母体とする本学会は、2006年に日本IVR学会として新たな歩みを始め、これまで数多くの先生方のご尽力によって発展を遂げてきました。いまやIVRは、多くの疾患において標準治療の一角を担うまでになり、2027年度からは日本専門医機構によるサブスペシャリティーとしてIVR専門医制度も始動する予定です。まさに日本のIVRにとって、新たなステージへの転換点を迎えています。
今回の総会では、「To be proud as a professional」をテーマに掲げ、清末一路先生の豊かな現場経験と知見を活かし、多角的な視点からIVRの現在と未来を見つめる多彩な企画を予定しています。新たな専門医制度の開始を見据え、次世代のIVRを担う人材の育成や、多職種連携、臨床と研究の接点、さらにはIVRの社会的価値の再定義など、幅広い議論の場を提供できればと考えております。また、2名の大会長体制ならではの柔軟な発想を活かし、教育的意義の高い取り組みや、現場で培われた知見を共有できる機会も設ける予定です。さまざまな立場のIVR関係者が、それぞれの視点で貢献し合える、開かれた学会を目指してまいります。
会場は、熊本城のほど近くに位置し、熊本地震からの復興を経た今の熊本をご覧いただく良い機会でもあります。時間の許す方は、阿蘇・人吉・天草といった近隣の観光地にも足をお運びいただければと存じます。
本総会が、会員の皆様にとって実り多き学びと出会いの場となるよう、二人三脚で準備にあたっております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
第55回日本IVR学会総会
会長 清末 一路
熊本大学大学院生命科学研究部 画像診断解析学講座
このたび、第55回日本IVR学会総会(JSIR2026)を2026年5月21日(木)から23日(土)の3日間にわたり熊本で開催させていただきます。平井俊範先生とともに本会を主催させていただくことを大変光栄に存じております。本会は、1974年に発足した日本血管造影・IVR研究会を起源とし、2006年1月に現在の日本IVR学会となりました。現在までの諸先達の方々の様々なご尽力により、本会および日本のIVRは発展・成長を続け、いまや多くの疾患の標準的治療のひとつとなっています。また、日本専門医機構のサブスペシャリティー領域としてIVR専門医が認定されることも決まり、IVRのさらなる普及が期待されるところです。低侵襲なIVRをさらに発展させ広く普及させるためには、専門医の増加や教育、新規手技やデバイスの開発や導入、複数科の連携、広報活動など、様々な事柄が重要となりますが、私個人としてはIVRを施行する術者の質を担保することが患者にとってもこれからのIVRの発展のためにも最重要事項だと考えます。そのためには、専門家としてのプライドを持ち今の自分ができる最善の仕事をするという意識が大事だと思い、今回の総会のテーマは「To be proud as a professional」としました。「IVR professionalの治療」という認識のもとに、各施設の様々な実際のIVR治療手技・戦略・知識・戦略について様々な議論を行い、さらにprofessionalの育成のための取り組みや、「研究・開発領域」や「マネージメント」「渉外」など様々な分野でのprofessionalについても議論できる場にしたいと考えています。
また今回は新たな教育の試みとして、ポスター発表に教育展示部門を設けます。“新しい知見はないが、あまりよく知られていないIVR関連の手技、病態、解剖、画像診断などに関するEducational Review”を公募します。優れた発表に対しては、表彰の形で称えさせていただく予定です。奮って演題をご登録いただければ幸いです。
会場は熊本城からも近く、総会の合間に散策していただくことも可能です。時間の許す方は、少し足を伸ばしていただければ、阿蘇や人吉、、天草をはじめとする様々な観光地もあります。
会員の皆様が「参加してよかった」と思っていただけるように精一杯準備してまいります。
皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
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